2009年2月16日月曜日

ワインを口に含んだだけで「泥酔」状態となった財務相……淘汰されるべき種が生き残ったからこういうことになった!

中川財務省の釈明:
asahi.com(朝日新聞社):中川財務相、泥酔疑惑に「ごっくんしていない」答弁 - 政治: "この日の質疑で財務相は当初、「13日のG7夕食会合でワインは飲み、風邪薬は少し多めに飲んだ。14日の午後1時50分からアルコールは一切飲んでいない」と説明したが、その後、「(14日の)昼食に乾杯したが、たしなむ程度。文字通り口にちょっと含んだ。グラス一杯飲んでいない」と微妙に修正した。"

それだけであんなになってしまった。下の You Tube のビデオでご覧あれ。

論より証拠、実際どういう状態だったかは、これをみればわかる:



日本列島の居住者のなかには、アルコールに極度に弱い遺伝子を持った「種」が存在する。世界的にもきわめてめずらしいケースで、昔々中国で突然変異的に発生した新しい特殊な「種」がたまたま日本列島に移住して、今でも淘汰されずに生き残っているのだとのこと。

日本列島は閉鎖隔離島なので、こうしたへんなのがいまだに生き残っているのだ。グローバル化が進行すれば何れは淘汰される。だから彼らは「絶滅危惧種の保護」に熱心なのだろう。

14 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

進化において、淘汰される「べき」種などありません。環境により適合しているもののみが生き残るのですから、逆に考えれば、現在生き残っている遺伝子はすべて淘汰の後生き残ったものです。
そのような社会的ダーウィニズムは単なる危険思想だと思います。

Unknown さんのコメント...

あはは、現在のニッポンは、へんな遺伝子でも生き残れるようなガラパゴス的環境だってことですね。そういえば国民の生き血を吸う「吸血フィンチ」も生き残っているわ。誰のことだかわかりますよね。

匿名 さんのコメント...

いえ、ですから、「へんな」遺伝子というのは厳密には存在しないのです。進化の考え方に価値判断を取り入れてしまうと究極的には優生学になりナチズムになります。

Unknown さんのコメント...

>「へんな」遺伝子

酔っぱらって国際的にニッポンの恥をさらす大臣の遺伝子は、やっぱり「へんな遺伝子」じゃないの? ナチズムとかは別にして、おかしいことはおかしい。そういうおかしいことが遺伝子で出てくるなら、そういう遺伝子は淘汰されてしまった方が、世のため人のため。

他にもいっぱいあるね、そういう遺伝子。ニッポンには。

匿名 さんのコメント...

まあ、余丁町さんのコメントはレトリックですから。私もアルコールに弱い遺伝子を持ってますが、そのことを承知しているので、アルコールは飲みませんし、例え飲んでも自分がアルコールに弱いことを承知で飲むでしょう。

中川蔵相にそういう自覚が無く、自分をコントロールできなかったことが問題なのです。自分をコントロールできない人間に日本経済の舵取りができるはずがありません。

匿名 さんのコメント...

まあ、余丁町さんのコメントはレトリックですから。私もアルコールに弱い遺伝子を持ってますが、そのことを承知しているので、アルコールは飲みませんし、例え飲んでも自分がアルコールに弱いことを承知で飲むでしょう。

中川蔵相にそういう自覚が無く、自分をコントロールできなかったことが問題なのです。自分をコントロールできない人間に日本経済の舵取りができるはずがありません。

匿名 さんのコメント...

>日本列島の居住者のなかには、アルコールに極度に弱い遺伝子を持った「種」が存在する。

それは正確には「アセトアルデビド脱水酵素」の欠落で、アセトアルデビドを分解できない遺伝子を持った人々ですが、アセトアルデビドは吐き気、赤ら顔、頭痛などの急性中毒症状をもたらしますが、酩酊状態とは関係ありません。
酩酊状態はアルコールがアセトアルデビドに変換しきれず、脳内に達することで引き起こされますから、アセトアルデビドを分解できない遺伝子を持った人々は酩酊するまで飲めないのが普通です(アルコールが脳まで充満する前にアセトアルデビドが先に充満して苦しくなるから)。
天下の京都大学を卒業された散人さんが、このような基礎的な科学知識もわからず酩酊されたようなことを書くのは、非常に残念ながら散人さんが「老人ボケ」の、淘汰されてしまった方が、世のため人のための遺伝子を保有されているからと推測されます。
現在のニッポンは、散人さんのような「老人ボケ」へんな遺伝子でも生き残れるようなガラパゴス的環境だってことですね。

匿名 さんのコメント...

見直してみて、私のほうが品性を欠くコメントになっており、恥じ入るしだいです。
老人ボケは言い過ぎました。
私のほうが若年性老人ボケだったようです。
申し訳ありません。

匿名 さんのコメント...

散人先生!
わたくしが結婚できなかったのはアルコールに弱い遺伝子因子だったからですね!日本国家の未来に貢献しましたので誉めてください!!笑)

まぁXさんのいう通り、実は酩酊するまでは飲めないですね。しかしどこまでが限度か、或いはどのような状況(体調不良や薬を併用して飲む)だとおかしくなるかということは普通体験的にわかると思うので、確かに批判されても仕方がない自己管理力かもしれません。

もっとも、マスメディア様にはこの手の批判ではなくG7の内容に踏み込んだ話題をもっとニュースに流して欲しいと思いました。

Unknown さんのコメント...

昔から酒を飲んだおかげで征伐されてしまった連中が多いですね(ヤマタノオロチとかクマソとか)。だから逆に全く酒を飲めない方が征伐される可能性が低いので生き残れる確率が高いのかも知れませんよ。まっ、人生何事も塞翁が馬。

匿名 さんのコメント...

散人さん、こんばんは。

ぐずぐずしていたらYouTubeの動画は削除されてしまったようですが、テレビ東京がBBCに提供していました。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/7893924.stm

大臣、これまでの人生で、体調不良の時に海外出張して人前で仕事したことが無かったのでしょうか。仮病をつかってでもああいう状態で記者会見するべきではなかったと、政治家の傲りを感じます。

匿名 さんのコメント...

このような科学的知識のレトリックへの濫用が差別と偏見を生み出してきたことを理解してください。

前にも書きましたが、「淘汰されるべき遺伝子が残ってしまったのだ」という言明そのものが語義矛盾なのです(淘汰はプロセスであって規範的な含意を持たない)。

個体レベルの行動を遺伝子に還元することは出来ません。大臣の行動に対する非難としては不適切です。

Unknown さんのコメント...

>淘汰はプロセスであって規範的な含意を持たない

そうだよ。ついでに国語も勉強しようね。

「べき」=「べし」連体形。「べし」の意味の根本は「物事の動作・状態を必然・当然の理として納得する他はない状態である」と納得すること。個人の好き嫌い・希望などを越えたもの。(岩波古語辞典)

それと冗談が分からない人はここに來なくてもいいよ。

Unknown さんのコメント...

ひまわりさん、BBCの動画感謝。でもフジテレビの方が面白かった(なんで削除するのかな〜、フジテレビはこの動画を娯楽作品として高い値段で売れると判断したのかな)。

ともあれ「恫喝腕力」ばかり強い「農水エゴ」ごり押し専門の農水族議員が金庫番である財務大臣をつとめていたことこそおかしかった。首になってホントによかった。